試験・勉強法

試験科目・合格基準・合格率

前のページでは管理業務主任者試験の試験概要についてお伝えしましたが、肝心の「試験科目」については保留のままでした。そこでここでは、管理業務主任者試験の試験科目、さらには試験の合格基準や合格率についても併せてご紹介したいと思います。

管理業務主任者試験の試験科目は、「①:管理事務の委託契約に関すること」
「②:管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること」
「③:建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること」
「④:マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」
「⑤:①~④に掲げるもののほか、管理事務の実務に関すること」の計5科目となっています。

これだけだとあまりにも抽象的すぎるかと思いますので、以下に、各科目の内容についてもう少し詳しくまとめてみます。

①.管理事務の委託契約に関すること

民法(「契約」及び契約の特別な類型としての「委託契約」を締結する観点から必要なもの)、マンション標準管理委託契約書 等

②.管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること

簿記、財務諸表論 等

③.建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること

建築物の構造及び概要、建築物に使用されている主な材料の概要、建築物の部位名称等、建築設備の概要、建築物の維持保全に関する知識及びその関係法令(建築基準法、水道法等)、建築物の劣化、修繕工事の内容及びその実施の手続きに関する事項 等

④.マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

マンションの管理の適正化の推進に関する法律、マンション管理適正化指針 等

⑤.そのほか管理事務の実務に関すること

建物の区分所有等に関する法律(管理規約、集会に関すること等管理事務の実施を行うにつき必要なもの) 等

管理業務主任者試験では上記5科目から計50問(すべて四肢択一式)が出題され、満点は50点。そのうち35点程度得点できれば、合格できると言われています。
「35点」というのはあくまでも目安で、年度によって合格点が33点だったこともあれば、38点だったこともあるので、注意が必要です。

ちなみに、管理業務主任者試験の合格率は一貫して20%前後で推移しています。つまり管理業務主任者試験というのは「合格点まずありき」ではなく、合格率が20%になるように、毎年の合格点が後付けで設定される試験だということです。

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