近年のデータ
次に管理業務主任者の試験実態を知るために、合格率と合格点を見て行きます。非常に重要なことですので、必ず確認して下さい。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格点 |
---|---|---|---|---|
2014年 | 17,444人 | 3,761人 | 21.0% | 35点 |
2015年 | 17,021人 | 4,053人 | 23.8% | 34点 |
2016年 | 16,952人 | 3,816人 | 22.5% | 35点 |
2017年 | 16,950人 | 3,679人 | 21.7% | 36点 |
2018年 | 16,249人 | 3,531人 | 21.7% | 33点 |
2019年 | 15,591人 | 3,617人 | 23.2% | 34点 |
合格率について
上記は、管理業務主任者の過去6年の合格率と合格点を現した表です。
まずは、管理業務主任者の合格率から見て行きます。
説明するまでもありませんが、管理業務主任者は、5人中1人しか合格できない試験と読み取れます。
もっと言えば、10人中8人が不合格になるとも言えます。
この数字をどう判断するか人それぞれですが、確実に言えることは、合格者よりも不合格者の方が圧倒的に多いことです。
合格点について
次に合格点を見てみると、例年基準が33点~36点と若干開きがあります。満点は、50点なので、最低でも6割以上、確実に合格するなら、7割以上取らなければいけない計算です。
この数字を何かに例えるなら、 一流大学のセンター試験の合格の割合と同じくらいです。
ここまで読んで頂ければもうおわかりだと思いますが、管理業務主任者の試験は決して簡単ではないと何となくイメージが沸くと思います。
ここで理解してほしいことは、きちんと勉強しなければ合格できない試験だということです。
しかし、逆に言えばしっかりと勉強さえすれば合格できる試験だとも言えるのです。管理業務主任者の試験は絶対評価なので、合格基準を満たせば誰でも合格できます。つまり、それだけの勉強量をこなす事ができるか、自分との戦いの試験だと言えます。